昨日の続きでっす

文通を通じて相手のことを知りながらだんだんと仲良くなっていったわけなんです。仲良くなるにつれて相手の呼び方も変わってくるわけです。最初小山さんから裕美さん、裕美ちゃんそしてあるとき

「ねぇ、ヒロってよんで（これって前進？）」

ってことになったんです。何か呼ぶのが無性に恥ずかしかった気がします（ぴあってる〜）。常にアクションを起こしてくるヒロ。彼女の行動に首を縦に振るしかない僕。ヒロ→積極的→S、僕→消極的→Mと相性もばっちり♪
　さてさてヒロと僕とがお互い剣道部に入っていたことは昨日書きましたが、うちの中学とヒロの中学は結構頻繁に練習試合があるんです。お互い離れてるから文通してるわけで話せる、会える機会なんてあまり無かったんで当然嬉しいかったんです。

　っが、周りからしてみればからかいたくなりますよね。うちの中学は男子しかなかったんで必然的に女子とも試合が組まれるわけです。はい、もうわかりましたね、ヒロとだよ！オイ、わざとだろ！まぁ当然負けるのは僕なんですが！もうね、端から見れば尻に敷かれまくりだne。そんなわけでまぁやっぱ二人っきりのときが一番落ち着くと（当たり前やん）。そんな当たり前のことになかなか気がつかないのは若さからか、それとも恋をしているからなのか。今となっては謎です。

どう見てもファンタジーやロマンの欠片もありません。本当にありがとうございました。

最近巷では惚気話が流行のようです（挨拶

　その流れに僕も便乗しちゃおうかと思い、今日は僕の恋物語（何のロマンもない昔話です）について綴っていきたいと思います。

　今からさかのぼること6年ほど前、当時14歳だったころの話です。中学時代も今と変わらずMTGに勤しんでいたわけなのですがそのころは非常にアニメが好きで現在よりももっとオタクだったかもしれません。そんな廃人一直線な青春時代をおくる中、僕は剣道部という似つかわしくない部活に所属しておりました。

　ここで状況説明でし。委員超さんの中学校は全校生徒数90名以下の超、超、ちょー過疎中学校なんでし。当然学年＝1クラスでし。それなので部活動も男子3（剣道、卓球、陸上）、女子3（バレー、バスケ、陸上）しかなかったんでし。部活は強制参加のため泣く泣く小学校時代から続けていた剣道を選んだんでし。
以上野山野白梅ことウメがお送りしたでしよ〜

　クラスメイトも小学校からずっと一緒で当然恋愛などあるわけもありませんでした。
　そんなある日クラスの女の子から手紙がっ！な、なにー。こ、これが噂のラブレターってやつか！！
　なんて心がときめくわけがありません。期待せずに開くと見知らぬ女の子の名前が・・・さらにそこにははっきりと好きですの2文字が。やばい、ヤバイよ、ど、ど、どうしyわせdrfgtyふじこ
　落ち着いたところでその子に聞くとなんでも隣町の中学校の同級生で剣道部に所属しているらしい。そして塾が一緒なのでその子を通してこの想いを伝えてきたらしい。
　もうね、本当、ピュアラブって感じですよ。田舎の中学生にありがちな間違いです。因みに家は猿や猪が出るくらい田舎です。でね、純粋な僕のことですからお付き合いを始めるわけです。当時は携帯とか便利なものはなかったので・・・




文通から





ちょ、ちょっと待てよ、今時文通なんて小学生でもしねーよwでも当時の僕は真剣でしたwそして遠距離でした。

　っでね、その女の子が今で言う”ツンデレ”なんですね。かなーりの強気で剣道もつおくて関東大会とかにも出場してる典型的なドSなんです。そりゃーねぇ、そんな子と付き合えば僕のM心も刺激されるってもんです。僕がMでパーミッションのような受身なデッキが好きなのは彼女が原因だと思われます。かと思えば2人っきりの時はデレデレだーよ。ハイハイ、ボロスボロス。
　そんな順調かと思われた恋愛にまさかの罠が。実はお互い相手の住所を知らないってか親に知られるのを嫌ってかその子を間に挟んで文通してたわけです。クラスに筒抜けでしたよ、そりゃ。なんでデート（っていえるほどのものじゃないっす）の場所しってるのか謎でした（俺も馬鹿やった
　っでようやくお互い家に直接送ろうってことに。それはそれでいろいろ大変だったけど（初なんですw）そんなことが1年くらい続きました。