ループと言葉と概念だけは先行し、頭でっかちな認識のみが一人歩きしていたが、最近になって関わる機会があったので、簡易にまとめたい。

 今回はループの中でも最新にして最強、《阿修羅サソリムカデ》を使用する「ジャバランガループ」について書いていきたい。

 ループ&ループ!!

◆カード紹介

 《阿修羅サソリムカデ》
 闇文明(8)
 クリーチャー:マフィ・ギャング 11000
 ブロッカー
 W・ブレイカー
 スレイヤー
 このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の山札の上から2枚を墓地に置く。その後、マフィ・ギャングを2体まで、自分の墓地からバトルゾーンに出す。そのターンの終わりに、自分のクリーチャーを2体破壊する。

 《凶鬼07号 ジャバランガ》
 闇文明(7)
 クリーチャー:マフィ・ギャング/デーモン・コマンド 6000
 W・ブレイカー
 このクリーチャーまたは自分の他のクリーチャーが破壊された時、それよりコストが1だけ大きい闇のクリーチャーを1体、自分の墓地からバトルゾーンに出してもよい。

◆ループとは
 ループというのは、1~複数枚のカードを各領域から回収等により何度も繰り返し使用するコンボの一種である。今回上げた「ジャバランガループ」は、バトルゾーンと墓地をクリーチャーが永続的に行き来(ループ)するものである。
 簡単に分け、墓地を増やし下準備をする“墓地肥やしループ”と相手のデッキを全て墓地に落とす“フィニッシュループ”の2種類がある。

◆強み
 このデッキの魅力は、墓地という比較的妨害手段が限られる領域を使用している点だ。そのため手札の増えないが多く掘り進めるサイクル系ドロースペルを多用でき、パーツを集め易くなっている。

 更に“墓地肥やしループ”はいくつかパターンがあるが、3枚のカードで完結する。このループは始めれば、デッキがある限り掘り進めることができる。そしてこの過程で墓地に落ちたカードを使用することで、“フィニッシュループ”にもっていくことができるのだ。僅か3枚のカードでゲームに勝てる、わぉ!

 構成上ハンデスに強く、ループ基点がトリガー呪文なため、カウンターで決まる場合もある。

◆弱み
 《戒王の封》をプレイしないことには始まらない。トリガーを無視すれば、6マナと決まっているため、6ターン以内に決められたり、呪文コストを引き上げられると手も足も出ない。

 また《あたりポンの助》、《洗脳センノー》を使用する「ジョーカーズ」や、《単騎連射マグナム》、《音精 ラフルル》のようにトリガーを封じられると非常に厳しい。

 逆に言えばそれくらいしか対策はなく、闇雲にブレイクするとループ発動を早めてしまう危険性もある。

◆結びに
 「ジャバランガループ」強すぎんご

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