:::【観戦記事】 準々決勝ダイジェスト2 大木 樹彦(Hareruya Hopes) vs. 土屋 英明(はま屋松本店)/宮坂 翔(コミかる太田) vs. 多賀谷 将輝(ワンナップ伊勢崎)
2018年2月17日 カバレージ
by Yohei Tomizawa
準々決勝の残り2試合は、スタンダードでは珍しい大木と土屋による青黒フルパーミッションのミラーマッチと、宮坂の赤単と多賀谷のグリクシスコントロールという環境を牽引するマッチアップだ。
◆大木 樹彦(Hareruya Hopes) vs. 土屋 英明(はま屋松本店)
:ゲーム1
青黒コンミラーというスタンダード環境では比較的珍しいマッチアップ。
コントロールミラーは見るべきポイントはマナが伸びるか、《アズカンタの探索/Search for Azcanta(XLN)》、《天才の片鱗/Glimmer of Genius(KLD)》によるドロー、フィニッシャーをめぐる攻防だ。
《スカラベの神/The Scarab God(HOU)》、《奔流の機械巨人/Torrential Gearhulk(KLD)》をめぐり、激しい《ヴラスカの侮辱/Vraska’s Contempt(XLN)》とカウンターの応酬が繰り広げられる。
先に場に出るクリーチャーは土屋の《奔流の機械巨人/Torrential Gearhulk(KLD)》。
大木は絶対的アドバンテージマシン《アズカンタの探索/Search for Azcanta(XLN)》で解決策を探し、土屋の《水没遺跡、アズカンタ/Azcanta, the Sunken Ruin(XLN)》は《廃墟の地/Field of Ruin(XLN)》で対処する。
大木は手札に《奔流の機械巨人/Torrential Gearhulk(KLD)》が集まり細かく動けない。
土屋の攻撃に対し《奔流の機械巨人/Torrential Gearhulk(KLD)》を召喚するがカウンターされ、《渇望の時/Moment of Craving(RIX)》を2枚重ね延命を図るが、それすらも土屋は《不許可/Disallow(AER)》した。
大木 0-1 土屋
:ゲーム2
《大災厄/Doomfall(HOU)》と《否認/Negate(RIX)》の交換からゲームは始まり、大木は《光袖会の収集者/Glint-Sleeve Siphoner(AER)》で主導権を握ろうとするが、すぐさま除去される。
ドローゴーが数ターン続くと手札にカウンターは十分。先に仕掛けるのは土屋だ。
《奔流の機械巨人/Torrential Gearhulk(KLD)》をめぐりカウンター合戦が勃発。しかし土屋のは破れ、逆に大木の《奔流の機械巨人/Torrential Gearhulk(KLD)》を呼び寄せイニシアチブを握られてしまう。
土屋はライフを代償にかき集められるだけのアドバンテージを集め、ライフ2ながら《スカラベの神/The Scarab God(HOU)》を召喚することに成功、大木の《スカラベの神/The Scarab God(HOU)》にも《奔流の機械巨人/Torrential Gearhulk(KLD)》を釣り上げカウンターをキャストする。
しかし大木は手札からカウンターし、着地。
土屋は次のアップキープがくれば《スカラベの神/The Scarab God(HOU)》で死んでしまう。
7マナ残し《人質取り/Hostage Taker(XLN)》を召喚、カウンター合戦の末大木の《スカラベの神/The Scarab God(HOU)》をリムーブする。
大木は冷静に《致命的な一押し/Fatal Push(AER)》を《人質取り/Hostage Taker(XLN)》へ。一度はカウンターされるが2枚目がキャストされるとコントロールを奪い返す。
そのままアップキープにクリーチャーを2体リアニメイトすると、土屋のライフはぴったり0に。
大木 1-1 土屋
:ゲーム3
土屋の《大災厄/Doomfall(HOU)》で《奔流の機械巨人/Torrential Gearhulk(KLD)》失うが、大木は《天才の片鱗/Glimmer of Genius(KLD)》で回復
今度は大木が仕掛け《光袖会の収集者/Glint-Sleeve Siphoner(AER)》を召喚するが、カウンターでならず。
大木は《巧射艦隊の追跡者/Deadeye Tracker(XLN)》土屋は《アズカンタの探索/Search for Azcanta(XLN)》と双方アドバンテージマシンを用意する。
土屋の《奔流の機械巨人/Torrential Gearhulk(KLD)》でゲームを動かしにかかるが、大木は着地を許し《巧射艦隊の追跡者/Deadeye Tracker(XLN)》で対象となったカードをリムーブし、バニラとする。
大木は《アズカンタの探索/Search for Azcanta(XLN)》をエンチャントすると即変身。他方土屋も《アズカンタの探索/Search for Azcanta(XLN)》はありながら《巧射艦隊の追跡者/Deadeye Tracker(XLN)》により変身を封じられてしまっている。
ここまで綺麗に墓地を封じられている土屋は、《巧射艦隊の追跡者/Deadeye Tracker(XLN)》を《ヴラスカの侮辱/Vraska’s Contempt(XLN)》でやっとこさ除去。
しかし稼いだアドバンテージは十分すぎるほどだ。
大木はクロックなしから一転《奔流の機械巨人/Torrential Gearhulk(KLD)》と《光袖会の収集者/Glint-Sleeve Siphoner(AER)》2連打でダメージソースを構築すると、土屋は4マナ残し《スカラベの神/The Scarab God(HOU)》。
大木も遅れながらも《スカラベの神/The Scarab God(HOU)》をキャストする。
本来ならば土屋は《奔流の機械巨人/Torrential Gearhulk(KLD)》をリアニメイトし、墓地からカウンター呪文を唱えられるはず。ここでも《巧射艦隊の追跡者/Deadeye Tracker(XLN)》の影響は色濃くにより墓地に有効牌はなく、スタックしてで《巧射艦隊の追跡者/Deadeye Tracker(XLN)》場に戻すのみ。
このまま《スカラベの神/The Scarab God(HOU)》により膠着を見せるかと思われたゲーム。この時両者手札こそあれど、有効牌が少なく、《ヴラスカの侮辱/Vraska’s Contempt(XLN)》によりリムーブされてしまう。
互いが互いの《奔流の機械巨人/Torrential Gearhulk(KLD)》を止める中、一つだけ違うのは《水没遺跡、アズカンタ/Azcanta, the Sunken Ruin(XLN)》の存在だ。
大木は毎ターン掘り進め4枚目の《不許可/Disallow(AER)》を見つけると、満を持して《スカラベの神/The Scarab God(HOU)》を召喚する。
土屋も《死の権威、リリアナ/Liliana, Death’s Majesty(AKH)》で抵抗を見せるが、《水没遺跡、アズカンタ/Azcanta, the Sunken Ruin(XLN)》の差は大きく、最後は土地の海に沈んだ。
大木 2-1 土屋
◆宮坂 翔(コミかる堂太田店) vs. 多賀谷 将輝(ワンナップ伊勢崎モール店)
:ゲーム1
《ボーマットの急使/Bomat Courier(KLD)》、《損魂魔道士/Soul-Scar Mage(AKH)》×2、《アン一門の壊し屋/Ahn-Crop Crasher(AKH)》と素晴らしいビートダウン体制を整える。
しかし多賀谷も《光袖会の収集者/Glint-Sleeve Siphoner(AER)》、《つむじ風の巨匠/Whirler Virtuoso(KLD)》×2と一歩も譲らない。
多賀谷は手札に《スカラベの神/The Scarab God(HOU)》、《蓄霊稲妻/Harnessed Lightning(KLD)》とあり、土地が3枚で止まっている宮坂に対し、この悪魔をたたきつける。
「でてしまったかー」といいながらも、諦めるわけにはいかない。
最後の希望をかけ《反逆の先導者、チャンドラ/Chandra, Torch of Defiance(KLD)》にたどりつくが、いくらPWといえど二桁のライフを削りきるには時間が足りなかった。
宮坂 0-1 多賀谷
:ゲーム2
宮坂は《ボーマットの急使/Bomat Courier(KLD)》、《航空船を強襲する者、カーリ・ゼヴ/Kari Zev, Skyship Raider(AER)》、《ピア・ナラー/Pia Nalaar(KLD)》と調子よく展開すると、多賀谷の《焼けつく双陽/Sweltering Suns(AKH)》が突き刺さる。
《アン一門の壊し屋/Ahn-Crop Crasher(AKH)》と《熱烈の神ハゾレト/Hazoret the Fervent(AKH)》で盤面を再構築するが、多賀谷は無敵のブロッカー《再燃するフェニックス/Rekindling Phoenix(RIX)》を立て、《熱烈の神ハゾレト/Hazoret the Fervent(AKH)》は《ヴラスカの侮辱/Vraska’s Contempt(XLN)》。
宮坂は《反逆の先導者、チャンドラ/Chandra, Torch of Defiance(KLD)》で多賀谷のライフを1とする。
待っていても活路はない、多賀谷は《再燃するフェニックス/Rekindling Phoenix(RIX)》、《つむじ風の巨匠/Whirler Virtuoso(KLD)》、飛行機械トークンでビートダウンを敢行する。
宮坂のデッキに1点を削るカードは10枚以上入っているが、その1枚に出会うことはなかった。
宮坂 0-2 多賀谷
準々決勝の残り2試合は、スタンダードでは珍しい大木と土屋による青黒フルパーミッションのミラーマッチと、宮坂の赤単と多賀谷のグリクシスコントロールという環境を牽引するマッチアップだ。
◆大木 樹彦(Hareruya Hopes) vs. 土屋 英明(はま屋松本店)
:ゲーム1
青黒コンミラーというスタンダード環境では比較的珍しいマッチアップ。
コントロールミラーは見るべきポイントはマナが伸びるか、《アズカンタの探索/Search for Azcanta(XLN)》、《天才の片鱗/Glimmer of Genius(KLD)》によるドロー、フィニッシャーをめぐる攻防だ。
《スカラベの神/The Scarab God(HOU)》、《奔流の機械巨人/Torrential Gearhulk(KLD)》をめぐり、激しい《ヴラスカの侮辱/Vraska’s Contempt(XLN)》とカウンターの応酬が繰り広げられる。
先に場に出るクリーチャーは土屋の《奔流の機械巨人/Torrential Gearhulk(KLD)》。
大木は絶対的アドバンテージマシン《アズカンタの探索/Search for Azcanta(XLN)》で解決策を探し、土屋の《水没遺跡、アズカンタ/Azcanta, the Sunken Ruin(XLN)》は《廃墟の地/Field of Ruin(XLN)》で対処する。
大木は手札に《奔流の機械巨人/Torrential Gearhulk(KLD)》が集まり細かく動けない。
土屋の攻撃に対し《奔流の機械巨人/Torrential Gearhulk(KLD)》を召喚するがカウンターされ、《渇望の時/Moment of Craving(RIX)》を2枚重ね延命を図るが、それすらも土屋は《不許可/Disallow(AER)》した。
大木 0-1 土屋
:ゲーム2
《大災厄/Doomfall(HOU)》と《否認/Negate(RIX)》の交換からゲームは始まり、大木は《光袖会の収集者/Glint-Sleeve Siphoner(AER)》で主導権を握ろうとするが、すぐさま除去される。
ドローゴーが数ターン続くと手札にカウンターは十分。先に仕掛けるのは土屋だ。
《奔流の機械巨人/Torrential Gearhulk(KLD)》をめぐりカウンター合戦が勃発。しかし土屋のは破れ、逆に大木の《奔流の機械巨人/Torrential Gearhulk(KLD)》を呼び寄せイニシアチブを握られてしまう。
土屋はライフを代償にかき集められるだけのアドバンテージを集め、ライフ2ながら《スカラベの神/The Scarab God(HOU)》を召喚することに成功、大木の《スカラベの神/The Scarab God(HOU)》にも《奔流の機械巨人/Torrential Gearhulk(KLD)》を釣り上げカウンターをキャストする。
しかし大木は手札からカウンターし、着地。
土屋は次のアップキープがくれば《スカラベの神/The Scarab God(HOU)》で死んでしまう。
7マナ残し《人質取り/Hostage Taker(XLN)》を召喚、カウンター合戦の末大木の《スカラベの神/The Scarab God(HOU)》をリムーブする。
大木は冷静に《致命的な一押し/Fatal Push(AER)》を《人質取り/Hostage Taker(XLN)》へ。一度はカウンターされるが2枚目がキャストされるとコントロールを奪い返す。
そのままアップキープにクリーチャーを2体リアニメイトすると、土屋のライフはぴったり0に。
大木 1-1 土屋
:ゲーム3
土屋の《大災厄/Doomfall(HOU)》で《奔流の機械巨人/Torrential Gearhulk(KLD)》失うが、大木は《天才の片鱗/Glimmer of Genius(KLD)》で回復
今度は大木が仕掛け《光袖会の収集者/Glint-Sleeve Siphoner(AER)》を召喚するが、カウンターでならず。
大木は《巧射艦隊の追跡者/Deadeye Tracker(XLN)》土屋は《アズカンタの探索/Search for Azcanta(XLN)》と双方アドバンテージマシンを用意する。
土屋の《奔流の機械巨人/Torrential Gearhulk(KLD)》でゲームを動かしにかかるが、大木は着地を許し《巧射艦隊の追跡者/Deadeye Tracker(XLN)》で対象となったカードをリムーブし、バニラとする。
大木は《アズカンタの探索/Search for Azcanta(XLN)》をエンチャントすると即変身。他方土屋も《アズカンタの探索/Search for Azcanta(XLN)》はありながら《巧射艦隊の追跡者/Deadeye Tracker(XLN)》により変身を封じられてしまっている。
ここまで綺麗に墓地を封じられている土屋は、《巧射艦隊の追跡者/Deadeye Tracker(XLN)》を《ヴラスカの侮辱/Vraska’s Contempt(XLN)》でやっとこさ除去。
しかし稼いだアドバンテージは十分すぎるほどだ。
大木はクロックなしから一転《奔流の機械巨人/Torrential Gearhulk(KLD)》と《光袖会の収集者/Glint-Sleeve Siphoner(AER)》2連打でダメージソースを構築すると、土屋は4マナ残し《スカラベの神/The Scarab God(HOU)》。
大木も遅れながらも《スカラベの神/The Scarab God(HOU)》をキャストする。
本来ならば土屋は《奔流の機械巨人/Torrential Gearhulk(KLD)》をリアニメイトし、墓地からカウンター呪文を唱えられるはず。ここでも《巧射艦隊の追跡者/Deadeye Tracker(XLN)》の影響は色濃くにより墓地に有効牌はなく、スタックしてで《巧射艦隊の追跡者/Deadeye Tracker(XLN)》場に戻すのみ。
このまま《スカラベの神/The Scarab God(HOU)》により膠着を見せるかと思われたゲーム。この時両者手札こそあれど、有効牌が少なく、《ヴラスカの侮辱/Vraska’s Contempt(XLN)》によりリムーブされてしまう。
互いが互いの《奔流の機械巨人/Torrential Gearhulk(KLD)》を止める中、一つだけ違うのは《水没遺跡、アズカンタ/Azcanta, the Sunken Ruin(XLN)》の存在だ。
大木は毎ターン掘り進め4枚目の《不許可/Disallow(AER)》を見つけると、満を持して《スカラベの神/The Scarab God(HOU)》を召喚する。
土屋も《死の権威、リリアナ/Liliana, Death’s Majesty(AKH)》で抵抗を見せるが、《水没遺跡、アズカンタ/Azcanta, the Sunken Ruin(XLN)》の差は大きく、最後は土地の海に沈んだ。
大木 2-1 土屋
◆宮坂 翔(コミかる堂太田店) vs. 多賀谷 将輝(ワンナップ伊勢崎モール店)
:ゲーム1
《ボーマットの急使/Bomat Courier(KLD)》、《損魂魔道士/Soul-Scar Mage(AKH)》×2、《アン一門の壊し屋/Ahn-Crop Crasher(AKH)》と素晴らしいビートダウン体制を整える。
しかし多賀谷も《光袖会の収集者/Glint-Sleeve Siphoner(AER)》、《つむじ風の巨匠/Whirler Virtuoso(KLD)》×2と一歩も譲らない。
多賀谷は手札に《スカラベの神/The Scarab God(HOU)》、《蓄霊稲妻/Harnessed Lightning(KLD)》とあり、土地が3枚で止まっている宮坂に対し、この悪魔をたたきつける。
「でてしまったかー」といいながらも、諦めるわけにはいかない。
最後の希望をかけ《反逆の先導者、チャンドラ/Chandra, Torch of Defiance(KLD)》にたどりつくが、いくらPWといえど二桁のライフを削りきるには時間が足りなかった。
宮坂 0-1 多賀谷
:ゲーム2
宮坂は《ボーマットの急使/Bomat Courier(KLD)》、《航空船を強襲する者、カーリ・ゼヴ/Kari Zev, Skyship Raider(AER)》、《ピア・ナラー/Pia Nalaar(KLD)》と調子よく展開すると、多賀谷の《焼けつく双陽/Sweltering Suns(AKH)》が突き刺さる。
《アン一門の壊し屋/Ahn-Crop Crasher(AKH)》と《熱烈の神ハゾレト/Hazoret the Fervent(AKH)》で盤面を再構築するが、多賀谷は無敵のブロッカー《再燃するフェニックス/Rekindling Phoenix(RIX)》を立て、《熱烈の神ハゾレト/Hazoret the Fervent(AKH)》は《ヴラスカの侮辱/Vraska’s Contempt(XLN)》。
宮坂は《反逆の先導者、チャンドラ/Chandra, Torch of Defiance(KLD)》で多賀谷のライフを1とする。
待っていても活路はない、多賀谷は《再燃するフェニックス/Rekindling Phoenix(RIX)》、《つむじ風の巨匠/Whirler Virtuoso(KLD)》、飛行機械トークンでビートダウンを敢行する。
宮坂のデッキに1点を削るカードは10枚以上入っているが、その1枚に出会うことはなかった。
宮坂 0-2 多賀谷
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