先日【デュエル・マスターズ】において殿堂入り(禁止カード)が発表された。

 正直に言って、どのカードがどれほどヤバイのか、正確には把握していない。
 どのカードもそれなりの強さがあるには違いないが、如何せん私は【デュエル・マスターズ】のズブの素人なのだから。

 その中で1枚だけ目に留まったカードがある。

 《単騎連射 マグナム》だ。

 これまで2度のCSで使用した赤青バイクに4枚投入されていたカード。

 強い強いといわれながら、相手のカードが余りわからず、イマイチ強さを実感できなかったカード(相手は悶絶してました)。

 殿堂施行まで一ヶ月弱と迫った今、改めてこのカードの強さについて考えたいと思う。

◆カード紹介

 《単騎連射 マグナム》
 火文明(3)
 クリーチャー:アウトレイジ 3000
 自分のターン中に、相手のクリーチャーがバトルゾーンに出る時、そのクリーチャーはバトルゾーンにのかわりに持ち主の墓地に置かれる。

◆効果的場面

 簡単にいうと、自分のターン中にクリーチャーは出されないよ!ということ。S・トリガー持ち、ニンジャ・ストライクに対するアンチテーゼとなっている。

 S・トリガー内蔵のクリーチャーなんて数多くいるため、これ1枚で対応できると思えば非常に強い。強いが、、、

 問題は自分のターンに相手がクリーチャーを出すということ。つまりはS・トリガーを発動されている状況。

 そうシールドを積極的にブレイクしていくことが肯定されるカードなのだ。

 火文明で積極的にブレイクしていくとすると、バイクやビートジョッキー、罰怒ブランドなどが思い浮かぶ。

 残念ながら呪文に対する耐性こそないが、攻撃完遂を補助するには十分な性能ではないか。

 なるほど強い。

◆比較

 似たようなカードはいくつかあるだろうが、自分としてはこの1枚が対象として適切(他知らん)だと思われる。

 《絶対の畏れ 防鎧》
 光文明(3)
 メタリカ 3500
 相手が自身のマナゾーンにあるカードの枚数よりコストが大きいクリーチャーを出した時、相手はそれを山札の一番下に置く。
 相手の呪文の効果またはクリーチャーの能力によって自分の手札は捨てられない。

 色こそ違うものの同じ3マナ域であり、赤青、赤白という2色のバイクのメタカード的立ち位置にある。防鎧はハンデス強いおまけ付き。

 2つの能力があり、パワーも勝る、なら防鎧の方がいいじゃん!!

 とは簡単にいかないのが、【デュエル・マスターズ】。

 以下に簡単に比較してみます。

 ・マグナムの優位点
  メインカラーのカード
  S・トリガー持ちクリーチャー封じ
  置換効果のため、「~がバトルゾーンに出た時~」を誘発させない(そもそも場に出ない)

 事故の観点からも安定して使用できる。折角のメタカードが手札で眠ってしまっては意味がない。攻撃札であるバイクへスムーズに繋げるためにも、3ターン目に是非とも召喚しておきたい。
 トリガー系のCip効果を完全に封じ込める。ブッロカーも出すことを許さない。

 ・防鎧の優位点
  ・コスト踏み倒し封じ。《フェアリー・ギフト》《スクランブル・チェンジ》、ファイナル革命、侵略等。主に相手の行動に制限をかける。
  ・S・トリガー持ちクリーチャーに関しても本体自体を対処することはできる。が、「~がバトルゾーンに出た時~」は効果を発揮してしまう。

 2色目であることが最大のネック。召喚するために十分な枚数の色マナは用意されているが、それでもあり得なくはない。
 相手の踏み倒し、場合によりトリガー系も召喚を許さないが、Cip効果は誘発してしまう。そのためトリガー数によってはブレイク完遂ができないことも。

 両者とも強力なカードであることは間違いないが、火文明系の速攻デッキでは、やはり《単騎連射 マグナム》が使い易く優れているように思える。

◆結びに

 《単騎連射 マグナム》の殿堂入りによって、ブレイク時の安全性は大きく低下することになる。

 これまで《単騎連射 マグナム》を使用していたデッキは、代わりのカードを見つけるか、諦めるかの二択を迫られている。

 デッキの核となるカードではないため、デッキ自体の死滅には至らないと思うが、《単騎連射 マグナム》亡き後、デッキのアイデンティティーをどこまで継続できるか。

 今後のCSに注目していきたい(自分ではわからないため)。

※ 追記予定地、追記済み

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