【ファイアーエムブレムサイファ】悪魔のビンゴ
【ファイアーエムブレムサイファ】悪魔のビンゴ
【ファイアーエムブレムサイファ】悪魔のビンゴ
 今日一日、同じ時間を共有し、友となり仲間となった者がいる。

 交流会を終え、心地よい疲労感を覚えながらも、参加者は未だ帰らない。いや、帰れないのだ。

 タケモトが主催する交流会は、まだ、終わっていない。

 例え隣にたたずむ友や仲間を裏切ることになったとしても、掴みとらなければならない。勝ち取らなければならない。

 人はその宿命から逃れることはできない。

 なぜならそれが、、、、ビンゴだから。



 主催タケモトが悪魔のルーレットをスタートする。

 最初にコールされた数字は6。

 視線と死線がぶつかり合い、互いを牽制するかのような空気が流れた後、スッとか細い音がした。

 おそろしく速いスナップ。私でなければ聞き逃していただろう。

 まるで何事もなかったかのように振舞っているが、確実にビンゴカードを突く音はした。それでも参加者は知らぬ存ぜぬを貫き通す。

 これが、、、悪魔のビンゴ

 次は65。続いて36。タケモトは次々と数字を読み上げる。

 その間にも「ねぇ。まだでねぇ」とブラフを思わせる声も上がっている。

 真実か嘘か。プレイヤー達の駆け引きは続く。

 49、44、1と続き、48で一人の勇者が声を上げた。

 「リーチ!」

 雄雄しく、力強く叫んだ武士はカルダノ。彼の一声が場の緊張感を高める。

 一瞬の間を経て、再び悪魔のカウントダウンがスタートする。

 段々とリーチを宣言する者は増えているが、肝心のビンゴへは辿り着けない。

 永遠に、真実(ビンゴ)に辿り着くことはないのか、諦めかけたその時、一つの数字がコールされた。

 55

 ぞろ目数字のこの数字が言い終わるが速いか、一人の参加者が右手を高く掲げ力強く宣言した。

 「ビンゴ!」

 最初にビンゴしたのはカレツ。見事ボックス特典のスリーブをゲット!!
 その喜びようは写真を見ていただければわかるだろう。


 だが、カウントダウンは止まらない。景品が全て出尽くすまで、悪魔のコールは終わらないのだ。

 一人、また一人とビンゴし、次々と景品をゲットしていく。スリーブ、キャラクターキーホルダー、神戸プリン、、、

 いよいよ大詰め、大当たりとなる《猪突猛進マジックガール メイ》の番になった。

 羨望の眼差しを注ぎつつ、しっかりと耳だけは傾ける。

 無欲の勝利かこのカードを引き当てたのはゆるさん

 そして参加者の多くが、悪魔のビンゴから解放され安堵の顔を見せた。

 再び悪魔が囁いた。

 「(Booksながしまの)店長から追加の商品がある」

 まだビンゴは終わっていなかった!

 カードに死線を落とし、数字の読み上げを待つ。

 出ない。まだ出ない。自身のカード見つめ、穴を開けていく。

 「ビンゴ!」

 最後の使者デルが手に入れたのは、、、、悪○の実!?

 悪○の実的風貌のこの果実。

 この実を食した時、デルが一体どのような能力者になるか。

 能力公開は、次の交流会で。


TO BE CONTINUED、、、

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