シールド全勝者に聞く『タルキール龍紀伝』シールドのコツ:後編
 前回に引き続きシールド全勝者に聞く龍紀伝シールドのコツをお送りしたい。


◆3月22日(日)午後プレリ

 深夜には及ばないものの、連戦者も多く、参加者22人でのスタートとなった2回目のシールド戦。
 スイスラウンド3回戦を全勝で勝ち上がったのは、次の2人だ。
※ ()内は選択した箱と、作ったカラー


 ○ イダ タカマサの場合(コラガン箱→コラガン)

   2コラガンの野心家
   1コラガンの散兵
   1シルムガルの手の者
   1血顎の憤怒鬼
   1嵐翼ドラゴン
   2無謀なインプ
   1血顎の狂信者
   1戦いをもたらすもの
   1ウクドのコブラ
   1失踪する戦暴者
   1ラクシャーサの墓呼び
   1悪行の大悪鬼
   1電撃顎のドラゴン
   1死到の執政

   1火をつける怒り
   1龍詞の咆哮
   1サルカンの怒り
   1解体者の歓び
   1押し拉ぎ
   1邪悪な復活
   1影の手の内

   9沼
   8山

   ~デックのポイント~
   まさかの2連勝を飾ったのは、イダ。しかも前回の青白とは間逆とも言える疾駆が売りの赤黒。前回の結果がフロックではないと証明された今、イダのシールド眼に注目が集まる。

   今回は、色の合った強力なレアに出会えたのも大きいけど、デック自体が軽めなのがいいね。
   『タルキール龍紀伝』から“龍の眼の歩哨”といった軽くてタフネスの高いクリーチャーが増え、テンポデックは組辛くなったという印象だけれど、例えばこのデックの“火をつける怒り”のような軽くて突破力のあるコンバットスペルが入ったことで後手側が一方的に有利になるようなゲームにはならないと思う。
   序盤から攻めることで地上は止まるかもしれないけれど、最後の数点は“無謀なインプ”のような回避もちの疾駆クリーチャーで一気にライフをつめる展開が多かったかな。


   これまでのような優秀な壁は環境にはいないが、1/3というサイズを考えた時、私はテンポデックを諦めた。しかしその先にこそ道があるということを、イダは証明してくれた。
   本人の言葉にもあったように、“火をつける怒り”はよく活躍していたようだ。


 ○ ミヤモリの場合(コラガン箱→コラガン)

   1鐘突きのズルゴ
   1稲妻の狂戦士
   1コラガンの散兵
   1シルムガルの手の者
   1戦いの喧嘩屋
   1絶叫郷の喧嘩屋
   2無謀なインプ
   1待ち伏せの巫師
   1ゴブリンの踵裂き
   1戦いをもたらすもの
   1剣歯虎の先導体
   1雷破の執政
   1失踪する戦暴者
   1快速ウォーカイト

   1双雷弾
   1焙り焼き
   1発火
   1押し倒し
   1究極の価値
   2解体者の歓び

   10山
   7沼


   ~デックのポイント~
   疾駆絡みのシナジーが多く、除去スペルは一通り揃っている。
   特に巫師と疾駆の相性がよく一気にだダメージを増やすほうがいい。
   序盤から終盤まで攻め続けることができるようだ。


 昨日の負けカラーであるコラガンが全勝したが、龍紀伝は、まだ、始まったばかり。
 おおいに楽しんで欲しい。

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