菅谷とのトップデック合戦を制し、決勝まで勝ち上がってきた佐々木。
彼の対戦相手は2008年日本選手権トップ8仙波 恒太郎。今回のデックは青白で、オーソドックスにして王道の地上を止め、空中から勝利するものとなっている。
Game1
佐々木の手札:《吸血鬼の裂断者/Vampire Lacerator(ZEN)》、《ジョラーガの吟遊詩人/Joraga Bard》、《永遠の器/Eternity Vessel(ZEN)》、《変わり樹の木立ち/Turntimber Grove》、《森/Forest》、2《沼/Swamp》
佐々木が《吸血鬼の裂断者/Vampire Lacerator》、《オラン=リーフの生き残り/Oran-Rief Survivalist》とお決まりのビートダウンスタイルでスタートをきり、仙波は《カビーラの交差路/Kabira Crossroads》から《マキンディの盾の仲間/Makindi Shieldmate》でなんとかゲームをスローダウンさせようとする。
《吸血鬼の裂断者/Vampire Lacerator》の能力で毎ターン1点失っているため、ライフカウントは16-16。だが盤面は2枚目の《オラン=リーフの生き残り/Oran-Rief Survivalist》から《ジョラーガの吟遊詩人/Joraga Bard》をキャストした佐々木が大分有利である。
この4/4、3/3の2体の《オラン=リーフの生き残り/Oran-Rief Survivalist》で攻撃に出るが、待ち受けていたのは《飛来する矢の罠/Arrow Volley Trap》。4/4まで育てた方が討ち取られてしまう。
《吸血鬼の夜鷲/Vampire Nighthawk(ZEN)》を含む3体のクリーチャーで攻撃するも、そこには2枚目の《飛来する矢の罠/Arrow Volley Trap(ZEN)》がキャストされ、場は壊滅。仙波にクロックがないのは唯一の救いといえる。
このフルタップの隙に《リバー・ボア/River Boa(ZEN)》、《永遠の器/Eternity Vessel(ZEN)》をキャストすることに成功するが、これには予定調和的に《未達への旅/Journey to Nowhere(ZEN)》。
遂に仙波は《コーの空漁師/Kor Skyfisher(ZEN)》をキャストし、クロックを作る。毎ターン2点のダメージを与え、次のターン勝負が決まるというところまで追い詰める。
佐々木は手札から土地をセットし、《永遠の器/Eternity Vessel(ZEN)》でライフを14に引き上げる。そう、仙波は一気に削り切るか、《永遠の器/Eternity Vessel(ZEN)》を破壊しなければ、いくらクロックがあろうと意味がないのだ。
仙波は《迷いし者の番人/Shepherd of the Lost(ZEN)》をキャスト、クロックを7点までアップすることで、毎ターンセットランドを強いる。
だが佐々木の手札は土地に溢れており、減っては増えのイタチゴッコ。《無謀な識者/Reckless Scholar(ZEN)》によって仙波のライブラリーは数枚になっており、打開策を引けぬまま終わってしまうのかと思われたが、試合は意外な決着を見せる。
ジャッジ「今《永遠の器/Eternity Vessel(ZEN)》の能力、宣言しました?この能力はmayだから。」
なんとセットランドした際、《永遠の器/Eternity Vessel(ZEN)》の誘発を宣言しなかったという裁定が下され、ライフ7の佐々木は削り切られてしまったのだ。
仙波1-0佐々木
両者数枚をサイドボード。
Gam2
佐々木の手札:《吸血鬼の裂断者/Vampire Lacerator(ZEN)》、《オラン=リーフの生き残り/Oran-Rief Survivalist(ZEN)》、《変わり樹のレインジャー/Turntimber Ranger(ZEN)》、2《沼/Swamp(ZEN)》、《森/Forest(ZEN)》
佐々木は《吸血鬼の裂断者/Vampire Lacerator(ZEN)》、《オラン=リーフの生き残り/Oran-Rief Survivalist(ZEN)》に加え、このマッチのキーカードといってもいい《リバー・ボア/River Boa(ZEN)》を召喚することに成功した。
《天空のアジサシ/Welkin Tern(ZEN)》でクロックは作れるも、守りが全くなく、ダメージレースにすらならない。何より《リバー・ボア/River Boa(ZEN)》が止まらないのだ。
結局そのまま押し切る形となった。
仙波1-1佐々木
Game3
佐々木の手札:《オラン=リーフの生き残り/Oran-Rief Survivalist(ZEN)》、《リバー・ボア/River Boa(ZEN)》、《ニッサに選ばれし者/Nissa’s Chosen(ZEN)》、《巨森の蔦/Vines of Vastwood(ZEN)》、2《森/Forest(ZEN)》、《沼/Swamp(ZEN)》
《ニッサに選ばれし者/Nissa’s Chosen(ZEN)》に《変わり樹の木立ち/Turntimber Grove(ZEN)》を使い3点削りながら《オラン=リーフの生き残り/Oran-Rief Survivalist(ZEN)》と、いつも通りよい展開。
仙波は土地が2枚で一度止まってしまい、先手後手が入れ替わった形となった。
佐々木はすぐさま《オラン=リーフの生き残り/Oran-Rief Survivalist(ZEN)》2体目により、サイズアップを図り、ブロックした《マキンディの盾の仲間/Makindi Shieldmate(ZEN)》に対しても《巨森の蔦/Vines of Vastwood(ZEN)》をキャストし、盤面の優位を保とうとする。ライフは佐々木20-15仙波。
《リバー・ボア/River Boa(ZEN)》がキャストされた時、仙波のライフは10。僅か5ターンの命となってしまう。
《飛来する矢の罠/Arrow Volley Trap(ZEN)》を考え、3体以下のクリーチャーで攻撃を繰り返す佐々木。
青マナの2枚目を引いた仙波は5マナ確保し、ターンを返した。
現在の場は
佐々木
ライフ:20
場 :《ニッサに選ばれし者/Nissa’s Chosen(ZEN)》、《リバー・ボア/River Boa(ZEN)》、《オラン=リーフの生き残り/Oran-Rief Survivalist(ZEN)》(サイズは2/2)、《巨森を喰らうもの/Vastwood Gorger(ZEN)》
仙波
ライフ:6
場 :《コーの空漁師/Kor Skyfisher(ZEN)》、3《平地/Plains(ZEN)》、2《島/Island(ZEN)》
《ニマーナの売剣/Nimana Sell-Sword(ZEN)》で《オラン=リーフの生き残り/Oran-Rief Survivalist(ZEN)》を3/3とし、《飛来する矢の罠/Arrow Volley Trap(ZEN)》を警戒し、3体のみで攻撃するも、ここでキャストされたのは《飛来する矢の罠/Arrow Volley Trap(ZEN)》ではなく、《鞭打ちの罠/Whiplash Trap(ZEN)》。
《オラン=リーフの生き残り/Oran-Rief Survivalist(ZEN)》と《巨森を喰らうもの/Vastwood Gorger(ZEN)》をバウンス、大きくテンポを崩されてしまう。2点のダメージが入り残り4。
ドローゴーでターンを返した仙波に対し、佐々木は《リバー・ボア/River Boa(ZEN)》、《ニマーナの売剣/Nimana Sell-Sword(ZEN)》4/4、《ニッサに選ばれし者/Nissa’s Chosen(ZEN)》で攻撃。今度は《飛来する矢の罠/Arrow Volley Trap(ZEN)》がキャストされ、ブロックも合わせ盤面は一掃。《リバー・ボア/River Boa(ZEN)》で残り2とし、第2メインに《巨森を喰らうもの/Vastwood Gorger(ZEN)》を勢いよくキャスト。これは勝負ありだろうか?
静かにドローすると、《未達への旅/Journey to Nowhere(ZEN)》で《リバー・ボア/River Boa(ZEN)》を排除。
《巨森を喰らうもの/Vastwood Gorger(ZEN)》も《コーの空漁師/Kor Skyfisher(ZEN)》+《飛来する矢の罠/Arrow Volley Trap(ZEN)》で裁き、ギリギリ踏みとどまる。
2枚目の《巨森を喰らうもの/Vastwood Gorger(ZEN)》には《落とし穴の罠/Pitfall Trap(ZEN)》し、《空の遺跡のドレイク/Sky Ruin Drake(ZEN)》の加護の元《光輝王の昇天/Luminarch Ascension(ZEN)》がキャストされる。
クリーチャーならばなんでもいい、祈るようにカードを引くも土地ばかり。
カウンターが4つになったエンドに、4体の天使トークンが降臨し、ゲームは終了。仙波の勝利となった。
仙波2-1佐々木
bye3獲得おめでとう、仙波 垣太郎!
彼の対戦相手は2008年日本選手権トップ8仙波 恒太郎。今回のデックは青白で、オーソドックスにして王道の地上を止め、空中から勝利するものとなっている。
Game1
佐々木の手札:《吸血鬼の裂断者/Vampire Lacerator(ZEN)》、《ジョラーガの吟遊詩人/Joraga Bard》、《永遠の器/Eternity Vessel(ZEN)》、《変わり樹の木立ち/Turntimber Grove》、《森/Forest》、2《沼/Swamp》
佐々木が《吸血鬼の裂断者/Vampire Lacerator》、《オラン=リーフの生き残り/Oran-Rief Survivalist》とお決まりのビートダウンスタイルでスタートをきり、仙波は《カビーラの交差路/Kabira Crossroads》から《マキンディの盾の仲間/Makindi Shieldmate》でなんとかゲームをスローダウンさせようとする。
《吸血鬼の裂断者/Vampire Lacerator》の能力で毎ターン1点失っているため、ライフカウントは16-16。だが盤面は2枚目の《オラン=リーフの生き残り/Oran-Rief Survivalist》から《ジョラーガの吟遊詩人/Joraga Bard》をキャストした佐々木が大分有利である。
この4/4、3/3の2体の《オラン=リーフの生き残り/Oran-Rief Survivalist》で攻撃に出るが、待ち受けていたのは《飛来する矢の罠/Arrow Volley Trap》。4/4まで育てた方が討ち取られてしまう。
《吸血鬼の夜鷲/Vampire Nighthawk(ZEN)》を含む3体のクリーチャーで攻撃するも、そこには2枚目の《飛来する矢の罠/Arrow Volley Trap(ZEN)》がキャストされ、場は壊滅。仙波にクロックがないのは唯一の救いといえる。
このフルタップの隙に《リバー・ボア/River Boa(ZEN)》、《永遠の器/Eternity Vessel(ZEN)》をキャストすることに成功するが、これには予定調和的に《未達への旅/Journey to Nowhere(ZEN)》。
遂に仙波は《コーの空漁師/Kor Skyfisher(ZEN)》をキャストし、クロックを作る。毎ターン2点のダメージを与え、次のターン勝負が決まるというところまで追い詰める。
佐々木は手札から土地をセットし、《永遠の器/Eternity Vessel(ZEN)》でライフを14に引き上げる。そう、仙波は一気に削り切るか、《永遠の器/Eternity Vessel(ZEN)》を破壊しなければ、いくらクロックがあろうと意味がないのだ。
仙波は《迷いし者の番人/Shepherd of the Lost(ZEN)》をキャスト、クロックを7点までアップすることで、毎ターンセットランドを強いる。
だが佐々木の手札は土地に溢れており、減っては増えのイタチゴッコ。《無謀な識者/Reckless Scholar(ZEN)》によって仙波のライブラリーは数枚になっており、打開策を引けぬまま終わってしまうのかと思われたが、試合は意外な決着を見せる。
ジャッジ「今《永遠の器/Eternity Vessel(ZEN)》の能力、宣言しました?この能力はmayだから。」
なんとセットランドした際、《永遠の器/Eternity Vessel(ZEN)》の誘発を宣言しなかったという裁定が下され、ライフ7の佐々木は削り切られてしまったのだ。
仙波1-0佐々木
両者数枚をサイドボード。
Gam2
佐々木の手札:《吸血鬼の裂断者/Vampire Lacerator(ZEN)》、《オラン=リーフの生き残り/Oran-Rief Survivalist(ZEN)》、《変わり樹のレインジャー/Turntimber Ranger(ZEN)》、2《沼/Swamp(ZEN)》、《森/Forest(ZEN)》
佐々木は《吸血鬼の裂断者/Vampire Lacerator(ZEN)》、《オラン=リーフの生き残り/Oran-Rief Survivalist(ZEN)》に加え、このマッチのキーカードといってもいい《リバー・ボア/River Boa(ZEN)》を召喚することに成功した。
《天空のアジサシ/Welkin Tern(ZEN)》でクロックは作れるも、守りが全くなく、ダメージレースにすらならない。何より《リバー・ボア/River Boa(ZEN)》が止まらないのだ。
結局そのまま押し切る形となった。
仙波1-1佐々木
Game3
佐々木の手札:《オラン=リーフの生き残り/Oran-Rief Survivalist(ZEN)》、《リバー・ボア/River Boa(ZEN)》、《ニッサに選ばれし者/Nissa’s Chosen(ZEN)》、《巨森の蔦/Vines of Vastwood(ZEN)》、2《森/Forest(ZEN)》、《沼/Swamp(ZEN)》
《ニッサに選ばれし者/Nissa’s Chosen(ZEN)》に《変わり樹の木立ち/Turntimber Grove(ZEN)》を使い3点削りながら《オラン=リーフの生き残り/Oran-Rief Survivalist(ZEN)》と、いつも通りよい展開。
仙波は土地が2枚で一度止まってしまい、先手後手が入れ替わった形となった。
佐々木はすぐさま《オラン=リーフの生き残り/Oran-Rief Survivalist(ZEN)》2体目により、サイズアップを図り、ブロックした《マキンディの盾の仲間/Makindi Shieldmate(ZEN)》に対しても《巨森の蔦/Vines of Vastwood(ZEN)》をキャストし、盤面の優位を保とうとする。ライフは佐々木20-15仙波。
《リバー・ボア/River Boa(ZEN)》がキャストされた時、仙波のライフは10。僅か5ターンの命となってしまう。
《飛来する矢の罠/Arrow Volley Trap(ZEN)》を考え、3体以下のクリーチャーで攻撃を繰り返す佐々木。
青マナの2枚目を引いた仙波は5マナ確保し、ターンを返した。
現在の場は
佐々木
ライフ:20
場 :《ニッサに選ばれし者/Nissa’s Chosen(ZEN)》、《リバー・ボア/River Boa(ZEN)》、《オラン=リーフの生き残り/Oran-Rief Survivalist(ZEN)》(サイズは2/2)、《巨森を喰らうもの/Vastwood Gorger(ZEN)》
仙波
ライフ:6
場 :《コーの空漁師/Kor Skyfisher(ZEN)》、3《平地/Plains(ZEN)》、2《島/Island(ZEN)》
《ニマーナの売剣/Nimana Sell-Sword(ZEN)》で《オラン=リーフの生き残り/Oran-Rief Survivalist(ZEN)》を3/3とし、《飛来する矢の罠/Arrow Volley Trap(ZEN)》を警戒し、3体のみで攻撃するも、ここでキャストされたのは《飛来する矢の罠/Arrow Volley Trap(ZEN)》ではなく、《鞭打ちの罠/Whiplash Trap(ZEN)》。
《オラン=リーフの生き残り/Oran-Rief Survivalist(ZEN)》と《巨森を喰らうもの/Vastwood Gorger(ZEN)》をバウンス、大きくテンポを崩されてしまう。2点のダメージが入り残り4。
ドローゴーでターンを返した仙波に対し、佐々木は《リバー・ボア/River Boa(ZEN)》、《ニマーナの売剣/Nimana Sell-Sword(ZEN)》4/4、《ニッサに選ばれし者/Nissa’s Chosen(ZEN)》で攻撃。今度は《飛来する矢の罠/Arrow Volley Trap(ZEN)》がキャストされ、ブロックも合わせ盤面は一掃。《リバー・ボア/River Boa(ZEN)》で残り2とし、第2メインに《巨森を喰らうもの/Vastwood Gorger(ZEN)》を勢いよくキャスト。これは勝負ありだろうか?
静かにドローすると、《未達への旅/Journey to Nowhere(ZEN)》で《リバー・ボア/River Boa(ZEN)》を排除。
《巨森を喰らうもの/Vastwood Gorger(ZEN)》も《コーの空漁師/Kor Skyfisher(ZEN)》+《飛来する矢の罠/Arrow Volley Trap(ZEN)》で裁き、ギリギリ踏みとどまる。
2枚目の《巨森を喰らうもの/Vastwood Gorger(ZEN)》には《落とし穴の罠/Pitfall Trap(ZEN)》し、《空の遺跡のドレイク/Sky Ruin Drake(ZEN)》の加護の元《光輝王の昇天/Luminarch Ascension(ZEN)》がキャストされる。
クリーチャーならばなんでもいい、祈るようにカードを引くも土地ばかり。
カウンターが4つになったエンドに、4体の天使トークンが降臨し、ゲームは終了。仙波の勝利となった。
仙波2-1佐々木
bye3獲得おめでとう、仙波 垣太郎!
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