この3人の共通点がわかった人は、今なら親友になれる。わからなかったら残念、それまでだ。

《憤怒焚きの巨人/Furystoke Giant(SHM)》

 所詮はリミテッドカードだと思っていた。確かに能力は強いし派手だが、構築感が漂っていなかった。というか土地以外見向きもしなかったてのが本音なんだが。
 このカードの存在に気づいたのはPWCでのシミチンがフューチャーされた試合によってだった。彼の対戦相手が使い、シミチンを苦しめたカード、それが《憤怒焚きの巨人/Furystoke Giant(SHM)》だった(と勝手に解釈している)。
 面白い。そう思った。しかしそれにしてはデッキも色もぐちゃぐちゃだ。もっと綺麗に強く作れるはず、そう妄想しながら思っていた。この能力を生かすのに適したカードとはなんだろう。パッと思いついたのは《苦花/Bitterblossom(MOR)》である。そしてそのカードが入っており、且つ《憤怒焚きの巨人/Furystoke Giant(SHM)》と噛み合うデッキとなればひとつしかない。パクトゴブリンである。
 《モグの戦争司令官/Mogg War Marshal(TSP)》、《湿地の飛び回り/Marsh Flitter(LRW)》とトークン増産に事欠かず、《大いなるガルガドン/Greater Gargadon(TSP)》、《ナントゥーコの鞘虫/Nantuko Husk(10E)》で2度おいしい。しかもパクトの代わりに入れれば完成。なんとお手軽。これなら草の根くらい出てもいいかも、そう思った。だがボクはまだ気がつかなかった、このデッキがまだ未完成であることに。

 PTハリウッドで一人のプレイヤーがインタビューされることになる。彼の名はWright, Stuart D。初めて聞く名前だった。彼も同じデッキを作っていたが違う箇所があった。それは《祭影師ギルドの魔道士/Shadow Guildmage(TSB)》と《月の大魔術師/Magus of the Moon(FUT)》。この2枚がマスターピースであった。《苦花/Bitterblossom(MOR)》を始めとするタフネス1軍団を軒並みシャットアウトする凶悪な1マナクリーチャーと、舌打ちでお馴染みのメイガス。これらによって飛躍的に完成度が上がっていた。久しぶりにマジックで感動した瞬間であった。

 そして今日、千葉予選にてくりすが使い抜けた。おめでとう。正直これが言いたくて書いた日記まである。

コメント

シミチン
シミチン
2008年6月1日23:47

ちなみに《憤怒焚きの巨人/Furystoke Giant》は俺も使ってたよ。あれはカワサキさんによる捏造。

くりす
くりす
2008年6月2日0:47

お前、もしかして超イイ奴か?w

nophoto
らしゅ
2008年6月18日13:00

おい、スチュアートライトってナショナル上位常連プレイヤーだぞww

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